【黒い家】著者:貴志祐介 を読んだときのこと
わあ、すでにすごく時間が空いていた。
先日の記事で、貴志祐介さんの「黒い家」が、初めて完読した小説だと書きましたのでレビュー?とも言えないような感想を。
文字を組み立てる練習!
【黒い家】 著者:貴志祐介
これを読んだのは4年ほど前の飛行機の中。
まだ私は電子書籍を持っていなかったので暇な飛行機の中で本を読みたいんだけど漫画じゃ何冊持っていけばいいのかわからない!重い!
ということで小説に挑戦してみたん最初の1冊
初めてのホラー小説でなんでこれを選んでしまったのだろうという気持ちと、貴志祐介とはなんて読みやすい作家さんなんだろう!という気持ち。
今まで私が小説を読めなかったのは最初に読もうとしたものが読みにくいやつだったことを知りました。
怖いんだけど先が気になる、子供を亡くした夫婦が不気味すぎて…
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若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。
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主人公は生命保険会社に務める若槻。
かわいそうに巻き込まれちゃう若槻…
早い段階からギョッとして、じわじわぞわぞわどんどん読み進めてしまう。
私に学がないことも手伝っていると思うのだけど、貴志祐介さんの作品は細かいところまで忠実な背景っていうか、何ていうんだろう、すごい調べているっていうのがわかるっていうか、リアリティがあるというか。
この作品を読んで分かったことは、自分が幽霊系のホラーよりサイコホラーが好きってこと。
「こんな人間がいるなんて!」って絶望したいのかな
そして最後一番驚いたことは、完読したあと2周間ぐらい、なんとも言えない気持ちに心が占められていたっていうこと。
別にシーンを思い出してとかそういうふうじゃないんだけど、ズーンと沈む。
こんなに影響あるんだなって、関心と同時に驚きました。
さてココから私の貴志祐介さんローラーが始まる
漫画でも同じことする
次は、「新世界より」を読んでみたが、なかなか進まずに、
ついに「ISORA」に逃げる
おしまい